前回の記事の続きで、骨盤の後ろ側編です。

前回も書きましたが、骨盤はその一部分を自分で触って確認することが可能です。

後ろ側から見た、簡略図が下記です。

 

●骨盤の簡略図

それぞれの番号の名前はこちらです。


①腰椎(ヨウツイ)

②仙骨(センコツ)
骨盤の後方中央にあり、逆三角形のような形をしています。背骨を支えており、縁の下の力持ちのような存在。体にとって重要な神経が通る穴もあります。仙骨はあたためるとリラックスする効果もあります。仙骨関節という箇所で、尾骨の一番上の部分に連結しています。

③腸骨(チョウコツ)

仙骨の両側に扇状に広がっている骨。大腸など、内臓に面しているので、その名も腸骨。動きとしては、骨盤が後ろに傾くと、この腸骨は左右に広がっていきます。触るとわかりやすいのですが、ところどころ突出している部分があります。その部分は体の大切な「じん帯」などが付着している箇所です。

④尾骨(ビコツ)

大昔の四足歩行をしていたころの、しっぽの名残とされています。人間が二足歩行を始めたころ、仙骨が進化したのに対し、この尾骨は役割がなくなり、退化していきました。仙骨関節という箇所で、仙骨下部に連結しています。

⑤坐骨(ザコツ)

骨盤の一番下にある骨で、座った姿勢で床に当たる部分でわかりやすい部分です。座ったときに、体重を支える役割があるので、この骨は簡単に割れてしまうことがないように、厚みがあり、しっかりとした丈夫な構造になっています。

⑥恥骨結合(チコツケツゴウ)
後ろ側から見た図のため、仙骨に隠れています。仙骨の向こう側に少し見えるのが、恥骨結合です。
左右の寛骨をつないでいる箇所です。通常は大きな動きはありませんが、出産の時にはこの靭帯がホルモンの影響でゆるむとされています。そのため、骨盤が広がり、無事に出産ができるというわけです。

⑦大腿骨(ダイタイコツ)


解剖学的にはもっと細かい分類名があるのですが、皆さんが一度でも耳にしたことのある名称はだいたいこんな感じではないでしょうか。

そしてこの中で、実際に自分の手で触れられる箇所をご説明します。

先ほどの図で、赤丸で囲っている部分が、自分の体の後ろ側から手で触ることのできる場所です。

 

自分の体の後ろ側を、ぜひ一度、さわって確認してみてください。

骨盤は人間が様々な動きをする時に、体の中心部分で、とても重要な役割を担ってくれています。

自分の体を知ることは健康美への第一歩。

次回は側面から見た場合の骨盤の形状について、お話します。